近くの老舗の外庭。
何度も見た。
やっぱり「萩」
萩は秋の七草のひとつ。
「萩」とは、草冠に秋と書く。
秋の野に 咲きたる花を 指折り(およびおり)
かき数ふれば 七種(ななくさ)の花
(山上憶良 万葉集 一五三七 巻八)
萩は、万葉集に最も多く読まれているという。
今年は何でも早く咲くと話題になっているが・・・
少し早すぎでは?
もう何度も「夏日」があったからかな。
萩も季節を間違えるよね。
やっと今日、梅雨入りしたばかりだ。
これも例年よりも早い!
近くの老舗の外庭。
何度も見た。
やっぱり「萩」
萩は秋の七草のひとつ。
「萩」とは、草冠に秋と書く。
秋の野に 咲きたる花を 指折り(およびおり)
かき数ふれば 七種(ななくさ)の花
(山上憶良 万葉集 一五三七 巻八)
萩は、万葉集に最も多く読まれているという。
今年は何でも早く咲くと話題になっているが・・・
少し早すぎでは?
もう何度も「夏日」があったからかな。
萩も季節を間違えるよね。
やっと今日、梅雨入りしたばかりだ。
これも例年よりも早い!
ホテルからの景色。
定宿から少し西にあるホテル。
ここからは港が良く見える。
豪華客船が寄港している。
ふと、コロナ禍の始まりを思い出す。
あのころは、まさに他人事。
過ぎ去った3年間は今から思うと、あっという間だったような
気もするが、少々考え方も変わった。
「やりたいことは、すぐにする!」
6回目のワクチン接種の案内が届いた。
今回はどうしようか・・・
したくないことは、しないでおこうか・・・
大阪市:こども本の森 中之島
大阪で友人とランチのあと、中之島辺りを散策中。
話題になった安藤忠雄設計の図書館に入った。
事前予約が必要だが、この日は予約なしでも入館できた。
エンタランスの「青りんご」が、まず目を引く。
安藤氏自身がデザインの
『挑戦心にあふれる「青春のシンボル」として多くの人に触れてほしい』
との願いからおかれている。
サミュエル・ウルマン 「青春」 という詩が
もとになっているらしい。
ダグラス・マッカーサー元帥が座右の銘としていたことから、
日本でも知られるようになったとのこと。
<抜粋>
(超名訳 リーダーズ・ダイジェスト版)
サミュエル・ウルマン 「青春」 ( 「八十歳の歳月の高みにて」より )
若さとは人生のある時期のことではなく、心のあり方のことだ。
若くあるためには、強い意志力と、優れた構成力と、
激しい情熱が必要であり、小心さを圧倒する勇気と、
易きにつこうとする心を叱咤する冒険への希求がなければならない。
人は歳月を重ねたから老いるのではない。
理想を失うときに老いるのである。
意外にも、図書館の中は多くの人。
「読む」というより 本に「囲まれる環境」
子どもにとって「楽しい場所」であって欲しい。
伊賀上野城・石垣
唯の石垣ではない。
わざわざ「高石垣」と呼ぶ。
伊賀上野といえば「伊賀忍者」が有名だが、
温泉の泉質が「とろとろ」なので温泉を利用するために
来ることが多い。
たまには、地域を観光してみよう、ということで
まずは歴史の舞台「城」へ。
城は昭和に再建されたものだが、
この石垣は藤堂高虎がめぐらしたという。
高さ30メートルは、大阪城と高さを争そう。
高く、力強く素朴な石積。
重機も無かった頃に、これだけのものを
築いた英知にはいつも驚かされる。
神戸で方角が分からなくなっても大丈夫、
山が見える方が「北」と教えてもらった。
このホテルは「海側」と「「山側」が選べる。
迷わず「山側」を選ぶ。
神戸100万ドルの夜景が遠景に見える。
この風景が気に入ってよく利用していたが
コロナ禍のせいですっかりサービス悪くなってしまった。
サービスの質が低下したまま。
しばらくは利用しないことに・・・
気に入っていたのに、とても残念。
コロナ後、サービスを戻したところも多い。
この違いは、何だろか?
トップの考え方…なのか・・・
「白い苺」ができたという話は、もう10年以上前に聞いた。
「淡雪」はブランド名。
以前2、3個デザートにあしらわれて、食べたことがあった。
やっぱり、苺は赤がいいなぁ~と・・・
奈良・平群の道の駅で大量に販売されていて
つい買ってしまった。
甘い!おいしい!
でも、、、やっぱり赤がいい!
苺を食べた気がしない。
ホテルの窓から
中腹に信貴山寺
朝から雨模様だった。
気晴らしにホテルに泊まることに。
急いで検索して、見つけたのが信貴山寺への参道にあるホテル。
寺には、歩いても参れる場所にある。
窓からも拝めそう・・・
そもそも、信貴山は毘沙門天王が日本で最初に
ご出現になった霊地で
毘沙門天王信仰の総本山だそう。
「信貴山寺」と呼んでいたが「朝護孫子寺」が正式。
朝廟安穏・守護国土・子孫長久の祈願所ということらしい。
妙な略語に思えるが・・・
聖徳太子とは「寅」繋がり。
「世界一福寅」がある。
由緒正しい寺を臨む部屋で、ゆっくりできたことは確かだ。
和名・和蘭石竹は、カーネーションのこと。
「母の日」の定番。
ご多分に漏れず、届いた。
好きな色を知っている。
今年は春の気温が高く、
生産者は開花調整が大変だったらしい。
カーネーションが日本に入ってきたのは江戸時代初期頃。
当時の貿易相手国であったオランダから持ち込まれたので
和名に「和蘭」と付く。
古い歴史を持つ花で、古代ギリシャ時代にはすで
栽培されていたらしい。
かわいいお花、送ってくれてありがとう。
別荘のテラスからの風景。
残念なことに、我が家の別荘ではない。
大山崎山荘美術館の2階テラスのカフェからの眺め。
大阪船場の富商加賀商店の長男として生まれた加賀正太郎が
ウィンザー城からの眺めに似た情景が望めるとして
この地を選び、贅沢な別荘を建てたとのこと。
彼の死後、紆余曲折、今はアサヒビールが所有。
美術館として、1000点以上の美術工芸品を所有する。
テラスからの風景は、順路組み込まれていて
カフェを利用しなくても眺められる。
ここだけは、この景色とカフェが主役。
天気の良い暇なときは、美術館の展示の内容にかかわらず訪れたくなる。
ついでに、絵画など鑑賞しようかと思う。
庭も広くてお薦め。
安藤忠雄の美術館とモネの蓮の作品も有名。
最近は、お料理の味だけではなく、見せ方にも気を配るシェフが多い。
オリジナルの器を作ることもあるときく。
ネットでの評価が良かったレストランで、ランチを頂くことに。
始めの一品。
小石を敷き詰めた皿?
「皿」という解釈すら間違っているかも?
何事にも拘りを持ってはいけないと
日頃から心がけているが・・・
やはり・・・
口に入れるものは、少し気を配ったほうがいいのかも。
少し、頭が固いかな?
ただ、このお店、他の料理はいたって普通の器で
とても美味しい料理だった。
料理はクリエイティブなものだと改めて感じた。
京都・三室戸寺
ゴールデンウイーク中。
どこも凄い人出が予想されている。
出かける予定はなかったが、あまりにも良い天気なので
近くへ躑躅を見に行った。
今年はなにもかも早い。終わってしまったところが半分程度。
だが、まだまだきれい。
5月は皐月。
5月に咲いているから、つい「さつき」と言ってしまう。
躑躅と皐月、花がよく似ていて区別がつきにくい。
違いは咲く時期、とのこと。
躑躅より1か月ほど遅く咲くのが皐月。
はっきり違うのが、雄蕊の数。
躑躅 5本以上
皐月 5本
これは解りやすい。
それにしても「躑躅」とは難しい漢字を当てたものだ。
日本の躊躇(ちゅうちょ)と同意語。
「羊がレンゲツツジを食べようとしたが、毒があるためためらった」
この様子を、花の名前にしたとは・・・
ルビーレッド
中身が赤いキウイフルーツが
時々行く大型スーパーに売られていた。
「ルビーレッド」という名前も赤がかなり強調されたネーミング。
これは、最も甘い種類のキウイ!
日本では、見たことがなかったが時期が限られているので
気が付かなかったのかもしれない。
最近知ったがキウイも「皮」が食べられる。
皮ごと食べることで、食物繊維は剥いて食べるより約2倍摂取でき、
葉酸は34%、ビタミンEは32%多く摂取でき、
ポリフェノールにいたっては全体の30%が皮にあるという。
多くの野菜のように「皮」を捨てるなんて「もったいない」の極み。
今回は皮ごとに挑戦しようと頑張ってみたが・・・
一口で諦め、いつものようにスプーンでいただく。
やっぱり好きな物は、美味しく食べたいものね。
京都市を象徴する川。
鴨川は京都市内の南北を流れる約23キロメートルの長さの川。
上流では「賀茂川」と表記されるが同じ川。
四条大橋から眺めると、都会を流れる一級河川にしてはきれいな水。
岸辺に木組みの床を張り出し、
納涼を兼ねて料理を楽しむ「川床(かわゆか)」は、
京都の風物詩になっている。
明日から5月。
川床の準備が進められていた。
京都の奥座敷の貴船では「川床(かわどこ)」と読む。
京都・東山清龍殿より
京都に住んでいても、また近くを何度も通っていても
行かない名所というものがある。
縁が無かったといことだ。
この日は天気がとても良かった。さほど暑くも無かった。
こんな条件が、今まで行っていなかった場所へ
導いてくれたのかも・・・・・
京都で「舞台」といえば「清水寺の舞台」
青龍殿の舞台は清水寺の約5倍。
大パノラマが広がっていて、なんと京都が一望できる。
これだけの範囲の広い京都市内を見渡せるところは他に無い。
絶景の穴場。
よくパンフレットを読んでいると、
「青龍殿」は、国宝「青不動」を祀るために
平成26年に建立されたものらしい。
比較的あたらしい名所。
古くからの名所は「将軍塚」
これは桓武天皇の時代のもの。
まさに、平安京の基のようなもの。
紫陽花には弱い。
お店で見てしまうと
「買いたい」という衝動が抑えられない。
このタイプは家に無い! 品種名の「ひなまつり」もかわいい
ということで買ってしまった紫陽花。
紫陽花は比較的育てやすく、毎年買って増え続けている。
家の鉢植えの紫陽花は、小さな小さな蕾を沢山付けている。
でも・・・「今、咲いている紫陽花を家に置きたい」
と、衝動買いをしてしまった。
梅雨の紫陽花、そして冬のシクラメン。
この2種類の衝動買いは抑えられそうにない。
「普茶」とは「普く(あまねく)大衆と茶を供にする」という意味。
京都・宇治市黄檗にある黄檗山萬福寺の中でも食べられる。
本宗の開祖隠元禅師が中国から伝えた精進料理。
久々に会う4人で頂いた。
時間が無かったので簡易版のお弁当にまとめられてもの。
味付けは薄く、出汁が効いている。
寺の中にあるのがいい。
禅宗では食事をいただく事も「修行」のうちのひとつだそうだ。
お土産でもらった北海道定番のお菓子。
紙袋をみたら中身がわかる。
この紙袋は1961年から使用とのこと。
日本で初めてホワイトチョコレートを製造、販売のお店。
マルセイバターサンドが有名。
これなら、近くのスーパーでも時々売っている。
変わった色のパッケージとおもったら「くるみ味」
新発売だった。
「伝統とは革新の連続」と言われる。
常に新しい「味」が楽しみなお店。
平等院 入口(無料エリア)
藤の花は垂れ下がる姿が美しい花。
ヤマフジは、日本固有種で房は短め。
藤棚の下に立つと、なんとも言えない良い香り。
こんなに良い香りがするなんて…予想外のこと。
ふんわりとし漂う甘い香り、控えだからこそ、
ずーと香りにつつまれていたい、
しばらく「立ち去りたくない」と思うくらい。
この藤棚は、紫と白、2色の藤を見られるのもいい。
数が多く遺伝子も同じということから、
桜の開花予報には染井吉野が主に使われる。
今年はもう散ってしまった。
八重桜は、開花時期が遅く、4月の上旬でもきれいだった。
ここの職場で働いて10年。
オンライン化の波にアップアップしならがも
なんとか乗り越えてきた。
コロナ禍が過ぎ、やっと桜を楽しめる余裕ができた。
好きな仕事だが、いつまで働けるかな・・・
妹の住んでいる国を訪問した。
言わずと知れた『シダ王国』
ありとあらゆるデザインのモチーフになっているシルバーファーン。
先住民族のマオリ族が特別な意味をもたせたことが、
伝統的に現代まで引き継がれている。
妹は学生の頃ホームステイをしたこの国が気に入って
仕事をし、骨を埋める気でいる。
毎年日本で会っているが、
13年振りに、私が行った。
私の年齢を考えると
この国を訪問するのは最後になるかもしれない。
京都新聞
2023年3月20日
朝、驚いた。
何が届いたのだろうと、思ったら[京都新聞]だった。
京都の春の風物詩ともいわれる祇園甲部「都をどり」
大規模改修工事を終えた祇園甲部歌舞練場、
杮落とし講演として「都をどり」が開催される、大広告だった。
紙面では「こけら落とし」と「こけら」を平仮名で表記してある。
恥ずかしいことに、漢字で書くなら「柿」(かき)だと思って
勝手に難読語だと思っていた。
実は、なんと違う漢字だった。活字だと違いが解り難い。
杮(こけら)は1本の縦棒が横棒を突き抜ける形で、
上から下までつながっている。
材木を削った木片。けずりくずのこと。
そのくずを落として完成とする。
だから「こけら落とし」とは、
新築の劇場や映画館で行われる最初の興行という言葉の意味になる。
何はともあれ、こんな一面広告の倍の大きさの広告を出すくらいの
凄い意気込みであるということだ。
春花壇の脇役としては欠かせないムスカリ。
約6万年前のネアンデルタール人が埋葬されていた遺跡に
ムスカリの花が供えられていて、世界最古の埋葬花とのこと。
ムスカリの和名は「葡萄風信子(ぶどうひやしんす)」
これは見たまま。
花壇では脇役のムスカリ。
名脇役あってこそ主役が活きる。
小さくてかわいくて、好きな花。
浦志満本舗・桜堤
美しいお菓子。真ん中に桜の塩漬け。
菓名は「桜堤」
故郷のお菓子は、さほどなじみ深いわけではないのに
懐かしく感じて、付加価値が高い。
お菓子の説明の栞に「旭川の堤の桜並木」の言葉がある。
それだけで情景が浮かぶ。
ふんわり柔らかなお菓子は、優しく懐かしい思い出を
桜の香りと共に運んでくる。
ホテルでお土産に頂いたタオル。
よく見ると丁子染とのこと。
丁子染ならもう少し濃い茶色では?と思って調べてみる。
私が思い浮かべた色は、焙煎して何度も染色を重ねた色だったようだ。
説明書きを読むと、
かなり古くから中国では使われ、日本にも伝えられたようで
正倉院で防腐剤として使われたらしい。
思い出した!
丁子とはスパイスの「クローブ」
クローブという方がなじみのある人が多いはず。
4大香辛料のひとつ。
本格的なソースに入っている。
食べ物のことはよく覚えている。
和歌山・七里御浜
何度も、横の国道42号線は通ったことはある。
時間の余裕があったので初めて道の駅に寄って
海に行ってみた。
熊野市から紀宝町に至る
名前の通り7里、約22キロ続く海岸線。
日本で一番長い砂礫海岸であり
「世界遺産」熊野古道・伊勢路の一部。
御浜「みはま」は、神様の浜を意味するのだとか。
海岸には、熊野灘の荒波に磨かれた丸い小石が敷き詰められている。
砂礫海岸としては日本一を誇る。
丸い個性的な小石を2個 持ち帰る。
和歌山県・勝浦市
旅行で久ぶりの勝浦へ。
この日も、20度越えの一日。
山道を少し上ると汗ばむ晴天の1日。
ホテルからの遊歩道にあった桜。
蕾の膨らみがはっきりとわかる。
開花の準備万端。あとは咲くだけ。
今年は全国的に開花が早い予想。
因みに京都市は、3月21日。かなり早い。
京都市で20.9度と、多くの地点で今年1番の暖かさだったとのこと。
陽気に誘われて久しぶりに京都駅の大階段に出てみた。
2月末に、この大階段171段を使って駆け上がる大会が
コロナ禍後3年ぶりに開催されたとのニュースを見たせいかもしれない。
初代・京都駅が生まれた1877(明治10)年以来この駅舎で4代目。
1997(平成9)年開業。
吹き抜け構造のかなりユニークな空間構成。
設計主旨は「京都は歴史への門である」
平安京の頃、今の駅舎から南西に約1キロの場所に
正門・羅城門があった。
日帰り温泉のエンタランスに生けてあった。
今日は、コートいらずの温かい日。
その陽気のままに、春らしい雰囲気が漂う。
三椏(みつまた)かな、と思ったが枝ぶりが違う。
枝ぶりは水木だが花が違うような・・・
後で調べたら山茱萸(さんしゅゆ)とわかった。
実は「さんしゅ」とずっと間違って覚えていた。
秋はかわいい赤い実が生る。
実のほうが知られているかもしれない。
日本名の別名「春黄金花」は牧野富太郎が、命名し提唱したようだ。
こちらの呼び方のほうが好きだし、わかりやすい。
宇治植物公園 秋の七草の一つ 藤袴。 桜餅の香りがする。 そのためか、藤袴といえば、アサギマダラ。 アサギマダラを集めることでも有名。 植物公園の入り口に置いてある。 今年は、宇治市では、大河テレビの「光君へ」に乗じて いま「源氏物語」を全面に打ち出していて その一環。 源氏...