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2022年9月30日金曜日

大阪万博

 1970年の大阪万博で

初めて岡本太郎の作品(太陽の塔)を見たのは、

10歳の夏。

もちろん、当時は、作者・岡本太郎のことはよく知らなかった。


それから15年程後、近畿地方に引っ越し、

吹田の万博公園に立つ太陽の塔を、高速道路の

通りすがりに見ることになる。


以後、太郎についても色々なことを知ることになり、

川崎岡本太郎美術館にも行った。

東京青山のアトリエにも行った。


今、大阪中之島美術館で

その芸術人生を振り返る、大回顧展が開催されている。(22年10月2日まで)


何度見ても、この人の作品は面白い!

特に立体作品が好き。


彼らしい多くの「語録」はあるが

≪ 職業?人間だ ≫ これが一番彼を表している。






2022年9月29日木曜日

国花

 日本を代表する花といえば、親しみのある「桜(サクラ)」

また、皇室やパスポートの紋章には「菊(キク)」

どちらが国花?


調べてみると、桜も菊も、

どちらも日本の国花という意外な結果。


春の桜と秋の菊。


皮肉なことに最近は、異常気象のせいか、春と秋をとても短く感じる。


もうすぐ10月というのに、まだまだ30度近い気温。



2022年9月26日月曜日

近江八景

浮世絵師の安藤広重の風景画により広く知られるようになった

近江八景のひとつ「唐崎の夜雨」


広重は、雨を「線」で表現した初めの画家といわれているが

この作品にも、それを見ることができる。


晴天の昼間では浮世絵の雰囲気とは正反対の光景。


おまけに、立派なシルエットとして描かれた松は
今は見るのもつらいほど、痛みが激しい。




2022年9月25日日曜日

仕事

 幸か不幸か、「正社員」という立場になったことが無い。

非常勤、契約社員、委託契約・・・


こんな身分で「定年」といわれる歳を過ぎて、まだ働いている。


どんな仕事もお金を頂くとなると厳しい。

嫌ならやめればいい、というものでもない。


働くことは苦しみか、喜びか・・・




2022年9月24日土曜日

木目菓子

日本人は、なんでこんなにバームクーヘンが好きなのだろう、と

驚くことがある。


お土産に頂いた、期間限定の栗のバームクーヘン。

「栗」も「バームクーヘン」も好きな私は嬉しい限り。


堀辰雄「挽歌」の中に

”木目菓子”と書かれていたことを思い出した。

この作品は1940年に書かれたもの。


バームクーヘンが日本で初めて焼かれたのは1919年の広島とのこと。

以後、独自の進化を遂げた日本のバームクーヘン。







堺市・franju




2022年9月23日金曜日

彼岸

台風一過で少々秋めいてきた。


3年ほど前に知り合った素敵な年配の方に誘われて食事に。


高級な料亭の別館。

お手頃な値段で、料亭の味が頂けるとのことで満席。

流石のお料理で、満足。


その玄関。

彼岸花と木賊。


丁度、お彼岸。







無碍山房


2022年9月19日月曜日

向日葵

 9月も下旬に向かうというのに満開。

ここの向日葵は7月から12月下旬まで咲くように調整されているらしい。


数に圧巻される。 


20年ほど前にみたイタリアの広大な向日葵畑を思い出した。

 

日本と違って、外国では食用として利用されるヒマワリ。

調べてみると 向日葵の生産量世界1は「ウクライナ」だそう。

意外な国が出てきて驚いた。

ロシアの進攻が始まって半年を越えた。


この夏、ウクライナの向日葵は咲いたのだろうか・・・







南知多・はな広場

2022年9月18日日曜日

食欲をそそる色というのがある。

赤、橙などの暖色系の色。


まさに、ゆでた蟹の色「朱」もそうだ!


子どもの頃、海辺に住んでいたせいか

よく、冬場に食べていた「ガザミ」

地方によっては「渡り蟹」ともいうらしい。


内子の色も鮮やかな朱。

「美味しかったなぁ・・・」という郷愁にかられると

もう食べたくて仕方なくなる。


今はオスの旬の時期なのだが、もう我慢できない。


朝早くから、水揚げ量日本一、愛知県・南知多まで食べに出かけた。


茹でたてほやほや!

湯気が上がる蟹。


懐かして・・・美味しくて・・・





2022年9月14日水曜日

もりもりと盛り上がる雲へあゆむ  山頭火


長月も半ばである。

しかし、空を見上げれば入道雲。


夏、真っ盛りの頃は、家に籠ってばかりで

空を眺める余裕が無かった。

秋の空を期待して見上げてみれば

----もりもりと盛り上がる雲-----


本日の予想気温は35度という。

新たな台風も発生した。




2022年9月13日火曜日

紫式部

「紫式部」という植物。

秋の今頃、あちこちで見ることができる紫の小さな実。

研修で行った「源氏物語ミュージアム」のエントランスに植えてあった。

まさに場にふさわしい植栽。


実は、庭や生け垣に植えられるのは「コムラサキ」という低木種らしい。


きっとこれも「コムラサキ」なのだろうが、

「紫式部」の名の方が覚えやすいし、雰囲気がよい。

たがが名前、されど名前なのである。










2022年9月10日土曜日

多くの種子は殻に守られている。

中身は知っているが、殻のままだと何かわからないモノもある。


栃の実。









近くの植物公園の通路に落ちていた。

殻のままだと何の実なのか、わからない。

偶然、中身が出ているものが近くにあった。


縄文時代から食べられていたという。

食べるには、丁寧な「あく抜き」が大変と聞く。


餅になったり煎餅になったものをチャッカリいただく身だが、

食するまでにかかる手間にも思いを馳せたい。







2022年9月5日月曜日

蒼空(そうくう)

すっきりと晴れた青い空。


9月に入ったが、夏を感じる空の色。

日本海、越前海岸の海。


大型台風が沖縄のあたりにあったが、福井はまだ影響が無かった。








福井県・東尋坊

劇場

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