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2024年4月8日月曜日

芳香水


 






芳香水のしずく





小さな 古い町家レストラン「synergy(相乗効果)」

食事の前に出された一品。


小さなグラスに薔薇の花びらが一枚。


薔薇の蒸留水。


メニューには『芳香水のしずく』とある。

香りだけ楽しむも良し、飲んでも良し。


初めての訪問だが、

こんな始まりをするレストランは期待が膨らむ。


味は香りだから。


期待通り、はじめから終わりまで「香り」にこだわった

眼にも舌にもすてきな時間。







2024年4月1日月曜日

贅沢


 




雲丹づくしコース





お寿司が好物。


このお店の高級コース「雲丹づくし」

産地の違う5種類の雲丹がずらり。


お寿司のコースではあるが、これは雲丹だけを海苔で食べる。


シャリは無し。

それだけに雲丹の味の違いが良くわかる。

おまけに色や形の違いも明確。


さらに握りで1種類握ってもらって

合計6種類の雲丹を食べることができる。


なかなか、これだけの多くの種類を一度に

食べることができるお寿司屋さんはない。


ところが・・・驚くことがあった。

私たち2人以外すべて海外からの旅行者。

カウンターに座った隣の6人グループは

どうみても大学生くらいの中国からの旅行者。


個室は10人程度の他民族のグループ。


私たちが、外国に来たかのような錯覚を思えるほど。






2024年3月31日日曜日

無防備


 




京都水族館





昼下がりの水族館。

春休み中

かなり多くの入館者。


そんな中、気持ち良さげ

に昼寝のゴマフアザラシ。


いいね。

あまりにも無防備なのでかえって心配になるくらい。





2024年3月17日日曜日

練切(ねりきり)

 








「京菓子司 金谷正廣」特製生菓子 





2020年(令和2年)にリニューアルされた京都市美術館へ行った。


展覧会は人気作家の村上隆氏の「もののけ京都」

今回は、時間の関係で展示は見ていないが、

野外の日本庭園の金色のオブジェと

カフェで、この和菓子を食べたので

もう見たような気がした。


私にとっての良い美術館の3条件。

・良い建物

・良い展示

・良いカフェ


リニュアル前は三番目の良いカフェが無かったが

これで3つ揃って、本当にお気に入りで良い美術館になった。


展示を見なくても、中に入って日本庭園とカフェだけでも

とてもいい時間を過ごせるお薦めの場所。










2024年1月30日火曜日

展望室


 






京都タワー  100m






本当に久しぶりに京都タワーに、そして展望室に。


改装してから初めて。

お寺(東本願寺)が眼下に見えるのが京都らしい。

高さ制限があるので、大都会感は無い。


お天気が悪く、夕刻なのでくすんだ街にみえる。









2024年1月2日火曜日

宇治橋

 








船の上に青鷺





穏やかなお正月の昼。


宇治川から宇治橋を眺める。

川面に移る橋。


観光船の上の青鷺は、観光客に慣れているのか

全く動く素振りがない。


のどかな正月。


昨日は、能登半島・珠洲市で大地震が起きている。

被災地の大変さに思いを馳せつつ・・・










2024年1月1日月曜日

千本鳥居


 




京都・伏見稲荷





恒例(といっても三年目)元旦の伏見稲荷のお山一周。

ごった返した伏見稲荷大社本殿へ、横の端から参拝。

千本鳥居を抜け、頂上の「一の峰」までの途中で饂飩の昼食。


昼食時のお店からは、眼下に千本鳥居。


いつまで、この4時間のコースで初詣ができるだろうか。

標高は223mと大したことはないが、

市内一望できて景色はとても良い。


流石に頂上まで登人は少ないが、

山頂の一の峰にある神社には参拝のための長い行列ができている。




2023年12月16日土曜日

吉田山


 




京都市・茂庵




左京区吉田神楽岡町にあり、標高102メートル。

これで「山」

西に京都大学、百万遍、東に銀閣寺。


山頂に喫茶店がある。

色々形態をかえながら、今は喫茶店として再開。

行き方は徒歩のみ。

こんな山の上にある店なのに、予約で満席。


でもせっかく、登ってきたので40分くらい待って

珈琲をいただく。


そもそもは、大正時代数奇者によって創られたの茶の湯のための場、

とのこと。









2023年12月10日日曜日

規格外

 








京都市・三井ガーデンホテル新町別邸




ランチに出かけたホテルの玄関。

元・町屋を改造したらしく、町家の雰囲気が残る。


この手水鉢のその名残だろう。

コロナ中、神社仏閣の手水が花で埋め尽くされた

「花手水」が多く見られたが

ここは、規格外の花の積極利用のためらしい。


花も、茎が短く折れてしまったものや

花が小ぶりなものもあるだろう。

それを「フラワーエール」というプロジェクトにしている。


最近は、野菜が高騰して「規格外」として

曲がった胡瓜や傷の入ったトマトなどスーパーで見かけた。


「規格外」そもそも「規格」とは何のためか?

見なおしてもよい「規格」も多い。


2023年12月9日土曜日

隠元禅師






黄檗山・萬福寺





この寺は、江戸初期中国から来日した隠元禅師によって開かれた。

中華風を色濃く残す。


昨年から「ランタンフェスティバル」というイベントを

夜に行って、多くの人を集めている。

2カ月ほど開催していて、終わりが近いと聞いて行ってみた。


普段は禅寺らしい厳しさを感じる境内だが

この日は子供らも多く、楽し気な声が上がって、

隠元禅師は驚いているかも。





2023年12月7日木曜日

大雪(たいせつ)

 






宇治市植物公園





大雪---山の峰々に本格的に雪が降り積もる頃を表す節気

と、いうのに紅葉真っ盛り。

しかも、歩いていると日差しも温かく暑いくらい。

平日のせいか入園者は少ない。


わざわざ、名所に行かなくても十分

紅葉狩りを楽しめた。


今年はかなりの暖冬の予報。

寒がりの私は、ちょっと嬉しい。


とはいえ、異常かも・・・





2023年10月25日水曜日

文化財

 






京都市・杉本家




京都女子大学との共同での特別公開日となり

運よく講座受講と町家見学が無料でできた。

築150年の町屋は大規模修繕の途中。

糸屋格子や虫籠窓(むしこまど)が残る

京都独特の町屋の代表格。


60歳代当主は、寄付のお願いが熱心だ。


確かに、文化財となった先祖からの遺産を守り

継承していくのは本当に大変なことだろう。


持つものの苦労は、持たざる者にはわからない。


同時におこなわれた、京都女子大学教授の

「親鸞」についての講演が心に残った。







2023年10月20日金曜日

阿闍梨(あじゃり)

 








満月・阿舎利餅





阿舎利とは「仏教では位の高い僧侶」


意味はさておき、「阿舎利餅」は

京都土産人気ランキングで毎年上位に上がる一品。

もちっとした皮の中に餡が入っているだけの

シンプルなお菓子。


売りきれることでも有名で、買うもの大変。

早い時間に買いに行ったとこのとで、届けてくれた。


丸い形は修行僧の被る網代傘の形と聞いている。


「大阿闍梨」ともなると

過酷な大荒行を満業した僧だけに与えられる称号。

人々は大阿闍梨の前では、ひとりでに首を垂れて

手を合わせると聞いた。


宗教の事はよくわからないが、イスラエルあたりの紛争は

元々は宗教の違いからの争い。

何とか宗教的な解決は望めないのだろうか・・・


大人が起こす様々なことで子どもたちが一番の被害者。

ウクライナの子どもたちのことも忘れない。










2023年10月13日金曜日

藤袴(ふじばかま)


 






宇治市 植物公園





秋に咲く素朴な花。

秋の七種。「お好きな服は」と思えると良いと聞いた。

ミナエシ(女郎花)

スキ(芒)

キョウ(桔梗)

デシコ(撫子)

ジバカマ(藤袴)

ズ(葛)

ギ(萩)




写真の蝶は残念ながら藤袴といえば
「アサギマダラ」という蝶が有名だが

写真はツマクロヒョウモン。


強い誘蜜効果があるため、蝶を集めている。


2023年10月4日水曜日

発祥地


 




宇治・和旬Kien





鯖の旬である。

現代で食べられている鯖寿司は、江戸時代に京都で誕生したとのこと。

若狭湾で獲れた鯖を運んでいたルートは、

「鯖街道」といわれ今も残る。

福井県小浜市を起点に、終点は京都府左京区にある出町柳。

この間を徒歩で運んで2、3日。

丁度良い塩加減になったという。


久しぶりに「美しい」鯖寿司を見た。

まるでオブジェのような美しさ。

美しいものは美味しい。

コース料理の中で1番だった。


ふと、同じ鯖をつかった押しずしを思い出す。

祖母の好物バッテラの発祥地は「大阪」



2023年10月3日火曜日

覚醒作用

 










毎朝、覚醒作用を求めて、必ず珈琲を飲む。


ひさしぶり!

今日は温かい珈琲を、お気に入りのカップで。

流石に10月。


今年は、残暑が厳しかった。

気象庁は、平均気温が1898年の統計開始以降で

最も高かったと発表した。

7、8、9月と3か月連続で過去最高となった。


気温も下がり過ごしやすい。

温かい珈琲から1日を始める。





2023年9月3日日曜日

法観寺(ほうかんじ)


 











通称「八坂の塔」が見えるレストランでランチ。


塔は、今まで何度も見ていた。

塔だけが存在するのかと漠然と思っていたが

そんなことはなく、

ちゃんと法観寺(ほうかんじ)という寺の塔。

ただ、現在は塔の他に目立った建物はない。

従って「八坂の塔」といわれる。


レストランは、昭和初期に建てられた歴史と趣のある元・清水小学校を

リニューアルして誕生した「ホテル青龍」の隣地。

清水とは思えない雰囲気。


それにしても暑い、9月なのに・・・

空はまだまだ真夏。

2023年8月1日火曜日

八朔(はっさく)

 












都では、毎年8月朔日(1日)は花街の舞妓さん・芸妓さんが

暑い中黒紋付の正装姿で

お師匠さんやお茶屋さん日頃お世話になっている方々に

あいさつ回りをする日で、略して八朔(はっさく)と呼ばれている。


この日は花街では特別な日。

それをまねて、京都では8月上旬にお中元を贈る。


しかし、最近は関東風に7月上旬からが多くなってきた。


八朔に頂いた嬉しい贈り物。



2023年7月9日日曜日

立体


 






レストラン・眞蔵





雨の日曜日。

土曜日から大雨の予報が出ていたため、

ホテル宿泊の予定をレストランでランチに大変更。


初めてのレストランはホテルの1階。

建物の前に来ても入口がわからない。

入口は横からの細い路地から。


ホテルロビー奧にあるこじんまりとしたレストラン。

中庭の青紅葉が雨に濡れている。


2品目の立体的なサラダ。

美しい盛り方のサラダはよくあるが

まるでオブジェ。

見る方向で見えかたが違う。


お皿をグルグル回して眺めてしまう。

見るだけで美味しい。


2023年7月2日日曜日

祇園祭

 













食事のためにでかけた。

新京極を歩くと、町はすっかり祇園祭。

商店街に提灯が飾られ、祇園囃子が聞こえる。


例年7月2日は午前10時から、

京都市会議場で「くじ取り式」が執り行われ、

その結果、本年の祇園祭山鉾巡行の順番が決定される。


7月中は、次々と祇園祭の神事が行われる。


そもそも、病魔退散(疫病退散)を祈願したことから始まる

祇園祭の歴史は平安時代前期に始まり、

千年以上の歴史がある。




劇場

メルキュール日比谷 久しぶりの東京都心。 インバウンドのせいか、春のせいか?いつものホテルは ツイン素泊まりで7万円~8万円の高値。 ということでランクを下げて3月にリニュアルしたばかりのホテルへ。 コンセプトは『劇場の舞台美術』   「日比谷」という土地柄からのイメージとのこと...