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2024年3月17日日曜日

練切(ねりきり)

 








「京菓子司 金谷正廣」特製生菓子 





2020年(令和2年)にリニューアルされた京都市美術館へ行った。


展覧会は人気作家の村上隆氏の「もののけ京都」

今回は、時間の関係で展示は見ていないが、

野外の日本庭園の金色のオブジェと

カフェで、この和菓子を食べたので

もう見たような気がした。


私にとっての良い美術館の3条件。

・良い建物

・良い展示

・良いカフェ


リニュアル前は三番目の良いカフェが無かったが

これで3つ揃って、本当にお気に入りで良い美術館になった。


展示を見なくても、中に入って日本庭園とカフェだけでも

とてもいい時間を過ごせるお薦めの場所。










2024年3月13日水曜日

繊細


 











お茶屋の抹茶モンブラン。


最近、目の前でクリームを搾りかけて仕上げる

というお店が増えた。


時々、訪問するお茶屋さんのカフェの新メニュー。


お茶屋さんだけに、抹茶クリームは、

色よし、味よしの素晴らしい一品。

甘みも控えめ。


結構大きく見えたが、繊細な抹茶クリームがふんわりとかけてあるので

思いのほかぺろり!






2024年2月18日日曜日

寒紅梅

 






一保堂 喫茶室





老舗のお茶屋さんは、ここのところ外国お客さんが多くなった。

この日も半分くらい。


ひさしぶりに併設の喫茶室に寄った。

お抹茶に添えられていた主菓子。

「寒紅梅」これがこの菓子の名前。


季節をいただく。

そんなところが好き。


喫茶室は改装されて、客席が増えていた。

もちろんそこでも半分、それ以上かな?

海外からの人たちだ。




2024年1月5日金曜日

 








いもんぶらん





芋専門店に行った。


様々な種類の薩摩芋をつかったスイーツのお店。


井原西鶴の一節に

【とかく女の好むもの 芝居 浄瑠璃 芋蛸南瓜】とあり

女性の好きな食べ物を示すことから、

今でも最後の部分

芋 蛸 南瓜(いもたこなんきん)は安くて

女性の好きな物のようにいわれているようだ。


ただし、ここのスイーツは高級!

体にも良いと最近薩摩芋は人気らしい。


子どもの頃は徳島の「金時」が主流だったが、

いまは、さまに鹿児島の薩摩芋が人気らしい。












2023年11月5日日曜日

 








ケーキ店・川端風太郎 





今日は朝から奈良へ。


朝食、昼食をお気に入りの店で済ませた後、

大好きなケーキ屋さんへ。


喫茶店も併設でとても好きな場所だが、

今回は、昼食後すぐのためテイクアウト。


選んだのは 「柿くえば」と命名されたケーキ。

   柿食えば 鐘が鳴る也 法隆寺    子規


秋の果物では、柿が好き。

でもケーキになるのは珍しい。


この店は、材料にかなりこだわりを持って 吟味されたもの。

普段ケーキを食べない家族が食べられる軽さがある。


それにしても暑い。

もう11月なのに・・・奈良も夏日の1日。



 





2023年10月30日月曜日

幽霊

 











お客様のために抹茶を出そうと思い

主菓子を買いに行く。

ここにもハロウインのキャラクターお化けが!


若い来客なので、こんなのもいいかとこちらを選ぶ。


季節感を重視する和菓子にも登場するとは・・・


もう、しっかり日本に定着したことを確信。




2023年10月28日土曜日

由来


 






ロビーラウンジ 「水の音」




所用があって出かけたホテル。


お昼は日本食と思っていたが、なんと満席。

仕方なく軽食でもと、ロビーラウンジへ。


ありきたりのサンドイッチやケーキをたべるのは

芸がない!?

ということで、ハロウィンアヌターンセットを。


ハロウィンの由来は諸説いわれていて

結局よくわからないが・・・

何となく、雰囲気が楽しめた。


Trick or Treat


じわじわ日本にも定着し始めているね。




2023年10月20日金曜日

阿闍梨(あじゃり)

 








満月・阿舎利餅





阿舎利とは「仏教では位の高い僧侶」


意味はさておき、「阿舎利餅」は

京都土産人気ランキングで毎年上位に上がる一品。

もちっとした皮の中に餡が入っているだけの

シンプルなお菓子。


売りきれることでも有名で、買うもの大変。

早い時間に買いに行ったとこのとで、届けてくれた。


丸い形は修行僧の被る網代傘の形と聞いている。


「大阿闍梨」ともなると

過酷な大荒行を満業した僧だけに与えられる称号。

人々は大阿闍梨の前では、ひとりでに首を垂れて

手を合わせると聞いた。


宗教の事はよくわからないが、イスラエルあたりの紛争は

元々は宗教の違いからの争い。

何とか宗教的な解決は望めないのだろうか・・・


大人が起こす様々なことで子どもたちが一番の被害者。

ウクライナの子どもたちのことも忘れない。










2023年9月24日日曜日

落花生

 










千葉県は落花生の生産量日本一。なんと8割を超える。

頂き物のお菓子も、落花生を使ったもの。

パッケージもかわいい。


落花生は変わった結実の方法。

花が枯れると、子房柄(しぼうへい)が 、ぐんぐん太く長くのび

 のびた子房柄は土に突き刺さる。

土に刺さった子房柄の先端がふくらんだものが、落花生の実。


友人が家庭菜園で植えたとのこと。

今まさに収穫時期。

おすそ分けを少し期待している。


2023年8月30日水曜日

卵白

 






むさしの森珈琲





ふわふわのパンケーキを朝食に。

これを目当てに、外出先に早く到着して食べることに。


「20分ほど焼く時間がかかります」とのこと。

どうやら「卵白」をしっかり泡だてて焼くことでふわふわになるらしい。

そこが、ホットケーキと一線を画すらしい。


「とても柔らかいので、スプーンでお召しあがりください。」と

言われた。

スプーンで掬って食べる!

それは、もはやパンケーキではないのかも?

あるいは、進化型か?


2023年8月27日日曜日

処暑(しょしょ)


 











8月8日から立秋

暦の上では秋


そして今は「処暑(しょしょ)」暑さが落ち着き始める頃。

ところが、今年はまだまだ真夏。

夏真っ盛り。


国連の事務総長は

「地球沸騰化の時代となった」と異常な暑さを表現。

沸騰したお湯は冷めにくい!


外出先ではついつい冷たいものを食べてしまう。


この日はヨーグルトブルーベリースムージー。

ちょっと「体にもいいものを」と気を使ってみた。












2023年8月23日水曜日

昭和

 








喫茶店・ピノキオ





今年は猛暑のせいか、ついつい冷たいものが食べたくなる。


最近、大型ショッピングモールの中にオープンしていたお店。

「昭和レトロ」がコンセプトらしい。


中身は大好きなマンゴーなので、昭和とは言えないが

パフェグラスが昭和っぽいかな。


子どもの頃の憧れのパフェ。

「子どもの頃」とは、まさに昭和ど真ん中。


どうやら「 パフェ」は、

「完全な」を意味するフランス語。

「 完璧 なデザート」の意味で名付けられたらしい。


これもまた、元祖から異なる

日本で独自の発展を遂げた食べ物。





2023年6月30日金曜日

水無月

 










大雨の予報。雨を避けて開店早々からスーパーへ行く。


レジ付近の和菓子専門店に人だかり。

「なんだろう?」と近寄ってみると「水無月」

6月30日に食べる和菓子が飛ぶように売れていた。

ついつい、2つ購入。

水無月はういろうに小豆をのせて固めたお菓子。


元々室町時代、宮中で6月1日に氷を食べて

夏バテ予防を祈願する行事を

庶民が、氷に似たお菓子を食べることによって、

夏バテ予防をしたのが和菓子・水無月の始まりとか。

氷を模しているから白い外郎なのだが、

好きな抹茶味を買った。ちなみに黒糖味もある。


夏の間はよく見る和菓子で何時たべてもいいのだが

年のちょうど真ん中にあたる6月30日に食べるのが良いらしい。

蒸し暑くなる7月を前に厄払いをするという。


もう、今年も半分終わってしまった・・・

2023年4月15日土曜日

新味

 










お土産でもらった北海道定番のお菓子。


紙袋をみたら中身がわかる。

この紙袋は1961年から使用とのこと。

日本で初めてホワイトチョコレートを製造、販売のお店。


マルセイバターサンドが有名。

これなら、近くのスーパーでも時々売っている。


変わった色のパッケージとおもったら「くるみ味」

新発売だった。


「伝統とは革新の連続」と言われる。

常に新しい「味」が楽しみなお店。


2023年3月17日金曜日

桜堤

 






浦志満本舗・桜堤




美しいお菓子。真ん中に桜の塩漬け。

菓名は「桜堤」


故郷のお菓子は、さほどなじみ深いわけではないのに

懐かしく感じて、付加価値が高い。


お菓子の説明の栞に「旭川の堤の桜並木」の言葉がある。

それだけで情景が浮かぶ。


ふんわり柔らかなお菓子は、優しく懐かしい思い出を

桜の香りと共に運んでくる。



2023年2月10日金曜日

老舗

 お祝いのお返しで頂いたお菓子。


小ぶりな箱には店名が金箔で押され、見るからに上品で高級。

箱の隅に金に輝くシールが!

2016年G7伊勢志摩サミット、そして

2019年G20大阪サミットに使用された証。


さらに 「dal 1763 a Torino」の文字が読める。

創業260年のイタリアの老舗・ビチェリンのものと判った。


平凡な焼き菓子から、急にありがたい高級菓子にみえてくるから

現金なものだ。


有名な所では

戯曲家プッチーニ、哲学者ニーチェ、文豪ヘミングウェイに愛された店。

そして各首脳へのおもてなしに使わたお菓子。

それが、なんと名古屋で作られていたんだなんてね。


しかし、日本で行われたサミットの時くらいは

日本の老舗のお菓子を出したらいいのに!


老舗の味は不思議なことに、熟成されたワインのごと、

何かしら歴史的な重みを感じる






ビチェリン・バーチ3種




2023年2月9日木曜日

自然薯

鹿児島みやげのトップに君臨する「軽羹」

家族が土産に買ってきた。


名まえの由来は、まさに字のごとく軽い羊羹とか。

本来は竿菓子であったことがわかる。


自然薯をたっぷり使った素朴なお菓子。

最近は餡を入れる饅頭タイプが人気らしいが

やはり原点回帰、発生にちかいモノの方が

「もちふわ」感が際立つ。


自然薯好きの家族は「これに限る」そうな。


自然薯と米の粉と砂糖、材料がすべて「白」

だから、潔いほど純白の菓子。

かるかん





2022年12月11日日曜日

芦屋

 本当の名前は、フランス人の料理人の名前から

「アンリ・シャルパンティエ」


高齢の母は、覚え難いらしく「アシヤ」と呼ぶ。

お店の発祥の地が、兵庫県芦屋市だから。


このお店の焼き菓子は、頂くことが多い。

このマークを見ると嬉しい。


ずっと定番のフィナンシェが美味しいと思っていたが、

歳のせいか、少々バターがきつく感じられる。


最近はクッキーの方が口に合う。




2022年11月18日金曜日

小春日和

 まさに、今日は小春日和の一日。


11月半ばというのに、冷たい飲み物を選んだ。

一緒に「期間限定」の文字に釣られてスイーツも!

これも、ソフトクリームが乗った冷たいもの。

餡とオレンジソースが絶妙のコンビネーション!


「国語に関する世論調査」では「小春日和」の意味は? という問いに

4割強「春先の穏やかで暖かい日」と間違えて答えた人がも・・・。


好きな日本語、正しく伝えたい。





2022年11月10日木曜日

薄荷(はっか)

 ドロップス、懐かしい味。

子どもの頃、一番好きな味は薄荷だった。


佐久間製菓は114年前の1908年に創業。

今も、孫たちはこの缶のドロップスが好き。

どうやら、「缶を10円玉で開ける」という行為が楽しいらしい。


残念なことに、来年(2023年)1月に廃業のニュース。

こんなところにもコロナの影響が・・・


よくよく缶の文字を見ると「サクマ式」と書いてあることに気が付いた。

「式」って何?

ちょっと調べると

「佐久間製菓」より発売されている「サクマ式ドロップス」

1年後に創業の「サクマ製菓」より発売されている「サクマドロップス」

何故「式」なのかは、はっきりしないが、意外なことがわかった。

缶の色は前者は赤缶・後者は緑缶。


色彩学的にいうと、「食品」は、赤の缶の方が売れるというセオリーがある。



劇場

メルキュール日比谷 久しぶりの東京都心。 インバウンドのせいか、春のせいか?いつものホテルは ツイン素泊まりで7万円~8万円の高値。 ということでランクを下げて3月にリニュアルしたばかりのホテルへ。 コンセプトは『劇場の舞台美術』   「日比谷」という土地柄からのイメージとのこと...