京都新聞
2023年3月20日
朝、驚いた。
何が届いたのだろうと、思ったら[京都新聞]だった。
京都の春の風物詩ともいわれる祇園甲部「都をどり」
大規模改修工事を終えた祇園甲部歌舞練場、
杮落とし講演として「都をどり」が開催される、大広告だった。
紙面では「こけら落とし」と「こけら」を平仮名で表記してある。
恥ずかしいことに、漢字で書くなら「柿」(かき)だと思って
勝手に難読語だと思っていた。
実は、なんと違う漢字だった。活字だと違いが解り難い。
杮(こけら)は1本の縦棒が横棒を突き抜ける形で、
上から下までつながっている。
材木を削った木片。けずりくずのこと。
そのくずを落として完成とする。
だから「こけら落とし」とは、
新築の劇場や映画館で行われる最初の興行という言葉の意味になる。
何はともあれ、こんな一面広告の倍の大きさの広告を出すくらいの
凄い意気込みであるということだ。
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