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2022年10月12日水曜日

三鍋(みなべ)

 和歌山県・みなべ町の沖合いに静かに浮かぶ無人島・「鹿島」が

見える宿に泊まった。


眼下に海、「鹿島」が目の前によく見える部屋。

思いのほか温泉の湯質がよかった。


「みなべ」という地名は、鹿島が3つの鍋を伏せたように

見える「三鍋」の字が由来とのこと。


江戸時代、この島は、大津波を真っ二つに分けてみなべの郷を

守ったとの伝えがあるらしい。 

古くから島全体が信仰の対象となっている。


後から、この島に渡れることを知った。

次回は、渡ってみたい。







和歌山県・鹿島





2022年10月5日水曜日

薯蕷饅頭(じょうよ まんじゅう)

お祝いごとで頂いた。


最も歴史ある和菓子とのこと。

目上の方に用いる和菓子として「上用饅頭」とも。


ざっくばらんにいうと「紅白饅頭」


薯蕷とは山芋のこと。

実際は大和芋や自然薯や、

使うものは、お菓子屋さんによって違うらしい。


子どもの頃は、頂くことがあっても嬉しくなかったなぁ~

シュークリームか、せめてカステラが良かったと思っていたことを思い出す。


歳をとってからは漉し餡が好きなので嬉しい!

さて、頂きましょうと思たら

「1個 120g 312cal」の表示!

カロリーが凄いね。

確かに、手にずっしりと重い・・・

和菓子はカロリーが低いと思っていたが、この重さでは仕方ないか!


お昼ご飯は抜きして、頂くかな~ 







大阪 駿河屋

2022年10月4日火曜日

品種

 初めて頂いた、葡萄。


最近は葡萄も品種も多い。

「サニードルチェ」のシールが貼ってある。

皮も食べられ、種は無い。


2009(平成21年)に山梨で品種登録されているので

さほど新しい品種でもなさそうだ。


最近は、シャインマスカットの人気が高く

スーパーでもかなりの場所を取っている。


子どもの頃の、黒くて分厚い皮、種があって

ちょっと酸っぱい葡萄なんて見ることも無くなってしまった。








2022年10月1日土曜日

蕎麦

 一面の白い花。

蕎麦の花。


親孝行のつもりで、地域割引のツアーに出かけた。

松茸尽くしの昼食、温泉、そして、美山「かやぶきの里」

80代の母にはちょうど良い散歩コース。


かやぶき屋根の民家と白い蕎麦の花。

日本の[原風景]を感じられると、観光客を集めている。






京都府・南丹市美山町

2022年9月30日金曜日

大阪万博

 1970年の大阪万博で

初めて岡本太郎の作品(太陽の塔)を見たのは、

10歳の夏。

もちろん、当時は、作者・岡本太郎のことはよく知らなかった。


それから15年程後、近畿地方に引っ越し、

吹田の万博公園に立つ太陽の塔を、高速道路の

通りすがりに見ることになる。


以後、太郎についても色々なことを知ることになり、

川崎岡本太郎美術館にも行った。

東京青山のアトリエにも行った。


今、大阪中之島美術館で

その芸術人生を振り返る、大回顧展が開催されている。(22年10月2日まで)


何度見ても、この人の作品は面白い!

特に立体作品が好き。


彼らしい多くの「語録」はあるが

≪ 職業?人間だ ≫ これが一番彼を表している。






2022年9月29日木曜日

国花

 日本を代表する花といえば、親しみのある「桜(サクラ)」

また、皇室やパスポートの紋章には「菊(キク)」

どちらが国花?


調べてみると、桜も菊も、

どちらも日本の国花という意外な結果。


春の桜と秋の菊。


皮肉なことに最近は、異常気象のせいか、春と秋をとても短く感じる。


もうすぐ10月というのに、まだまだ30度近い気温。



2022年9月26日月曜日

近江八景

浮世絵師の安藤広重の風景画により広く知られるようになった

近江八景のひとつ「唐崎の夜雨」


広重は、雨を「線」で表現した初めの画家といわれているが

この作品にも、それを見ることができる。


晴天の昼間では浮世絵の雰囲気とは正反対の光景。


おまけに、立派なシルエットとして描かれた松は
今は見るのもつらいほど、痛みが激しい。




2022年9月25日日曜日

仕事

 幸か不幸か、「正社員」という立場になったことが無い。

非常勤、契約社員、委託契約・・・


こんな身分で「定年」といわれる歳を過ぎて、まだ働いている。


どんな仕事もお金を頂くとなると厳しい。

嫌ならやめればいい、というものでもない。


働くことは苦しみか、喜びか・・・




2022年9月24日土曜日

木目菓子

日本人は、なんでこんなにバームクーヘンが好きなのだろう、と

驚くことがある。


お土産に頂いた、期間限定の栗のバームクーヘン。

「栗」も「バームクーヘン」も好きな私は嬉しい限り。


堀辰雄「挽歌」の中に

”木目菓子”と書かれていたことを思い出した。

この作品は1940年に書かれたもの。


バームクーヘンが日本で初めて焼かれたのは1919年の広島とのこと。

以後、独自の進化を遂げた日本のバームクーヘン。







堺市・franju




2022年9月23日金曜日

彼岸

台風一過で少々秋めいてきた。


3年ほど前に知り合った素敵な年配の方に誘われて食事に。


高級な料亭の別館。

お手頃な値段で、料亭の味が頂けるとのことで満席。

流石のお料理で、満足。


その玄関。

彼岸花と木賊。


丁度、お彼岸。







無碍山房


2022年9月19日月曜日

向日葵

 9月も下旬に向かうというのに満開。

ここの向日葵は7月から12月下旬まで咲くように調整されているらしい。


数に圧巻される。 


20年ほど前にみたイタリアの広大な向日葵畑を思い出した。

 

日本と違って、外国では食用として利用されるヒマワリ。

調べてみると 向日葵の生産量世界1は「ウクライナ」だそう。

意外な国が出てきて驚いた。

ロシアの進攻が始まって半年を越えた。


この夏、ウクライナの向日葵は咲いたのだろうか・・・







南知多・はな広場

2022年9月18日日曜日

食欲をそそる色というのがある。

赤、橙などの暖色系の色。


まさに、ゆでた蟹の色「朱」もそうだ!


子どもの頃、海辺に住んでいたせいか

よく、冬場に食べていた「ガザミ」

地方によっては「渡り蟹」ともいうらしい。


内子の色も鮮やかな朱。

「美味しかったなぁ・・・」という郷愁にかられると

もう食べたくて仕方なくなる。


今はオスの旬の時期なのだが、もう我慢できない。


朝早くから、水揚げ量日本一、愛知県・南知多まで食べに出かけた。


茹でたてほやほや!

湯気が上がる蟹。


懐かして・・・美味しくて・・・





2022年9月14日水曜日

もりもりと盛り上がる雲へあゆむ  山頭火


長月も半ばである。

しかし、空を見上げれば入道雲。


夏、真っ盛りの頃は、家に籠ってばかりで

空を眺める余裕が無かった。

秋の空を期待して見上げてみれば

----もりもりと盛り上がる雲-----


本日の予想気温は35度という。

新たな台風も発生した。




2022年9月13日火曜日

紫式部

「紫式部」という植物。

秋の今頃、あちこちで見ることができる紫の小さな実。

研修で行った「源氏物語ミュージアム」のエントランスに植えてあった。

まさに場にふさわしい植栽。


実は、庭や生け垣に植えられるのは「コムラサキ」という低木種らしい。


きっとこれも「コムラサキ」なのだろうが、

「紫式部」の名の方が覚えやすいし、雰囲気がよい。

たがが名前、されど名前なのである。










2022年9月10日土曜日

多くの種子は殻に守られている。

中身は知っているが、殻のままだと何かわからないモノもある。


栃の実。









近くの植物公園の通路に落ちていた。

殻のままだと何の実なのか、わからない。

偶然、中身が出ているものが近くにあった。


縄文時代から食べられていたという。

食べるには、丁寧な「あく抜き」が大変と聞く。


餅になったり煎餅になったものをチャッカリいただく身だが、

食するまでにかかる手間にも思いを馳せたい。







2022年9月5日月曜日

蒼空(そうくう)

すっきりと晴れた青い空。


9月に入ったが、夏を感じる空の色。

日本海、越前海岸の海。


大型台風が沖縄のあたりにあったが、福井はまだ影響が無かった。








福井県・東尋坊

2022年8月29日月曜日

隙(すき)

「隙が無い」とは誉め言葉だろうか?


今回、2回目の訪問のレストラン。

2回目にして、気が付いた。


駐車場に車を止めて、そして1時間半後に、また車に乗るまで

「隙が無い」

もちろん料理にも「隙が無い」

背筋を伸ばして、姿勢よく頂かないとちょっと嫌な顔をされそうな・・・


もし、このレストランが友だちなら、ちょっとくたびれる、かなぁ・・・








京都・伏見 

2022年8月21日日曜日

睡蓮

 青い水蓮が咲いていると聞いて無性に見に行きたくなった。

高知県・北川村。

印象派の画家・モネが自分の庭に咲かせたいと夢見た「青い睡蓮」

フランスでは咲かない青い花。


実は、この植物園を訪れるのは25年ぶりかな。

お久しぶり!


チケットに

「本半券でフランスのモネの庭に入園できます。

 ※2027年の開園期間まで有効」

行く予定はないけれど、なんだか嬉しい。








高知県
モネの庭モルマッタン

2022年8月20日土曜日

箒草(ほうきぐさ)

 「コキア」の方がよく聞く名前かもしれない。


種子をもらって撒いてみた。

夏でも元気に涼し気に葉を茂らせてくれる。


箒木の四五本同じ形かな  正岡子規


よく見たら花が咲いていた。


今から秋の紅葉が楽しみ。



2022年8月1日月曜日

自然

近代日本庭園の先駆者・7代目小川治兵衛の庭を

ながめながら食事ができると、いうロケーションに惹かれて行った。


元は山中商会の初代社長・山中定次郎の邸宅。


ここのお庭も琵琶湖疎水が取り込まれている。

庭という限られた空間に、大きな自然を感じる。








京都 桜鶴苑






2022年7月17日日曜日

菜園

「菜園」とメニューには書かれていた。


出てきたものは花のリースのようにも見えた。

日本では、まだまだ食用花が一般ではないが、

これは花が飾りでは無く、主役だ。


食べるのがもったいない」 陳腐だがそう思う。





三重県・桑名 da sempre

2022年7月16日土曜日

棘(とげ)

 孫が喜ぶのでは?と、「おじぎそう」の小さな苗を購入。

こんな、可憐な花が咲くとは・・・

小さいが、なかなか美しい。


子どもの頃、触って遊んだ思い出があったが、

花も、そして鋭い棘があることも忘れてしまっていた。


おまけに、夕方から葉を閉じる。

朝は、お寝坊で、私の方が早起き。





2022年7月10日日曜日

禅庭花(ぜんていか)

日光黄管(にっこうきすげ)のこと。


正式な和名は禅庭花。

日光地方に多く見られるから日光黄管とも。

この花が自生する戦場ヶ原を中禅寺の庭に見立てたことに因んだ。


全く期待していなかったが、運よく群生が見られた。






神戸・高山植物園

2022年7月6日水曜日

一番花

大好きな夏の花 朝顔の一番花。

この朝顔は、孫から種をもらって育てた花。

好きな色。朝顔らしいと思う。


いまでも小学校1年生の1学期に、朝顔を育てているらしい。

50年数年前と変わらないんだ、と自分の時を思い出した。


当時は、素焼きの丸鉢を使っていて、土を入れたら結構重くて

手を滑らせて鉢を割ってしまった。

先生が怒りながら、別のものを用意してくれたが、

女子は「赤」で書かれていた名前が「黒」で書かれた。


些細なことだけが、

悲しさと共にありありと浮かんでくる情景・・・

先生、今でもあの怒った顔、わすれないよ。


でも、朝顔の花を嫌いにならなくてよかった。










2022年7月4日月曜日

本家

 昭和26年から姿を変えながら、今に続く名物。

本家「鹿児島天文館・むじゃき」


運んでくれた店員さんが、

「ここが目、ここが口、サクランボが鼻です」と説明をしてくれる。

これで2回目。

いつ来ても、行列。

いつ食べてもおいしい、かわいい。

アイスにもなっているけれど、なんだかつぶれた顔。


本家で、かわいい顔のシロクマを食べて満足。






2022年7月1日金曜日

胡蝶

胡蝶蘭。

蝶(胡蝶)の姿に似ているから付いた名前。

好きな花。

冬場なら3カ月くらい長持ちしてくれるが、夏場はどうしても短くなる。


水のやり過ぎでは?と気が付いてはいるが・・・


今回のプレゼント、長持ちしてくれるといいな。






2022年6月28日火曜日

五感

 料理にさぼど拘りは無い。

しかし、美味しいものは好きだ。


お気に入りのレストランで出された前菜の1品。


まさに五感を揺さぶられる料理。

ワクワクが始まる。


いつも、ハッとするお料理が出される。



2022年6月21日火曜日

群生

梅雨真っ只中。

母との親子旅行。

近場で温泉、地域割りと3拍子揃った場所。

おまけに食事はバイキング。

4拍子揃ったところで、

お天気だけがダメだった。


でもこの群生のアナベルだけでも見られてよかった。

壮観!






神戸・フルーツパーク

2022年6月12日日曜日

干潟

 大潮の日と、日曜日と、晴天が重なって

干潟もすごかったけれど、人出もすごかった。


貝の収穫は少なかったけれど

いい思い出は沢山できた。







兵庫県 たつの市

2022年6月8日水曜日

縁高(ふちだか)

はや水無月になった。


祇園に京料理を食べに行った。

久しぶりの祇園。


こじんまりとした割烹。

カウンター席は8席満員。

コロナが一段落してみんな外食を楽しむ気持ちが出てきたのかな?


メインは、縁高盛り。

みっちりと彩りよく15品以上。

すこしずつ色々なものを頂くのは楽しい。

自分ではできないしね。





劇場

メルキュール日比谷 久しぶりの東京都心。 インバウンドのせいか、春のせいか?いつものホテルは ツイン素泊まりで7万円~8万円の高値。 ということでランクを下げて3月にリニュアルしたばかりのホテルへ。 コンセプトは『劇場の舞台美術』   「日比谷」という土地柄からのイメージとのこと...