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2024年7月19日金曜日

羽釜(はがま)


 








店の名前にわざわざ「羽釜 おむすび」とついている。

羽釜は昔から使われている調理道具で、

平安時代から日本羽釜で使われてたと言われている。

羽釜のふたが木で作られていて重くなり、

適切な圧力をかけるようになっているため美味しいご飯が炊ける。


最近、料理屋さんでは土鍋で炊いてくれるご飯が多かったので

羽釜とは珍しい。

ランチセットを頂いた。

「お結び」というにはふわふわで、丸めた白米といったところ。

箸で食べることを前提としているからだろう。


ふと、祖母が手を真っ赤にして炊き立てのご飯を

しっかりと握って作ってくれたおにぎりを思い出した。

もちろん、手で食べても崩れることはなかった。




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