奈良でお昼に会席料理を頂いた。
とても正統派の和食のコース。
丁寧な出汁が効いていて、派手さはないが、箸が進む。
最後に出されたのが、抹茶と小豆入りの外郎。
もっちりと得独の歯ごたえで、甘さは控えめ。
梅柄の皿が季節感を盛り立てる。
「ういろう」は漢字では「外郎」。なかなか読めない。
何故、「外郎」と書くのか?
諸説あるが、日本に帰化した中国人の名前からつけられたというもの。
京都にあった外郎家が小田原に移転。
以後も外郎家として外郎と薬を販売している。
意外なことに京都との繋がりがあったようだ。
歌舞伎十八番のひとつで早口言葉のようなセリフが有名な
「外郎売」は、外郎薬。
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