珍しく わざわざ、少し離れたところまで
見に行った映画。
生まれてから死ぬまで・・・
何回食事をとることになるのか?
「生きること」は「喰らう」こと。
素朴な食事、シンプルな空間と人間関係が描かれる。
そんな、主人公の生活は美しく、若干の憧れを感じるが
私はできないし、私にとっては現実感が無い。
こんな生活を「したいか?」と聞かれれば、
「したくない」と答える。
映画の中に出てくるほうれん草の話。
確かに、子どもの頃食べたほうれん草は、
葉物ながら、しっかりとした力強さがあり、
根本が赤く、そこが甘かった。
いつ頃からか?赤味が無くなり華奢な感じになったのは・・・
今より野菜たちは、味が濃かった。
しかし・・・主人公の変貌ぶり!
若かりし頃、あんなに美しかったヒトもあのように変貌するなら
私が、こんなになっても仕方ないなぁ~と
変なところで納得した・・・・・
生から死へのプロセスは悲しくも残酷なのだ。
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