このブログを検索

2023年2月13日月曜日

初午(はつうま)

 「午の日」といえば、稲荷社の祭礼と思っていたが、

たまたま訪れた大原・三千院でも

『初午 大根焚き(はつうま だいこんだき)』の

ご接待をうけた。


コロナ禍を経て、境内で頂く

あつあつでしっかり出汁のしみた大根は

身も心も温まる。


厳冬の大原の里では、1月末の雪がまだ、

ところどころ塊となって残っていた。


三千院といえば重要文化財、阿弥陀如来像の脇に控える

観音菩薩像・勢至(せいし)菩薩像(いずれも作者不明)の二仏の

座り方がいわゆる「正座」をされているのが特徴的。

平安時代の「国風文化」を表しているともいわれている。


今回の参拝でしっかり確認することができた。


洋間が増えた現代日本人は

「正座」ができない子どももいるとか。

畳と着物のの文化は廃れる一方。


嘆きつつも、歳を重ねると

膝を痛めて正座はきつい・・・という本音が出る。




0 件のコメント:

コメントを投稿

桜餅

  道の駅(美山)で買った桜餅。 赤米が入っている珍しいもの。 「長命寺(ちょうめいじ)」と呼ばれる関東風桜餅。 「道明寺(どうみょうじ)」と呼ばれる関西風桜餅。 共通点は、どちらも桜の葉を使用していること。 私は桜の葉は美味しくいただく。 葉の塩みが餡の甘さを引き立てるし、 ゴ...