「午の日」といえば、稲荷社の祭礼と思っていたが、
たまたま訪れた大原・三千院でも
『初午 大根焚き(はつうま だいこんだき)』の
ご接待をうけた。
コロナ禍を経て、境内で頂く
あつあつでしっかり出汁のしみた大根は
身も心も温まる。
厳冬の大原の里では、1月末の雪がまだ、
ところどころ塊となって残っていた。
三千院といえば重要文化財、阿弥陀如来像の脇に控える
観音菩薩像・勢至(せいし)菩薩像(いずれも作者不明)の二仏の
座り方がいわゆる「正座」をされているのが特徴的。
平安時代の「国風文化」を表しているともいわれている。
今回の参拝でしっかり確認することができた。
洋間が増えた現代日本人は
「正座」ができない子どももいるとか。
畳と着物のの文化は廃れる一方。
嘆きつつも、歳を重ねると
膝を痛めて正座はきつい・・・という本音が出る。
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