このブログを検索

2021年8月4日水曜日

雄蕊

 百合は、夏の切り花としては重宝する。

雄蕊だけは、花が開くや否や摘出してしまう。

花粉が、指や服はもちろん、壁、床についてもなかなか取れない。

それだけではなく、受粉すると花としての目的を果たしたということになり

早くに枯れてしまう。

人間の勝手な言い分でしかない。

雄蕊を取り去られた花は、どこか締まりの無い間の抜けたデザインとなる。

ありのままの自然のほうが素敵に決まっている。

取ってしまうなんて、ごめんなさい。



0 件のコメント:

コメントを投稿

桜餅

  道の駅(美山)で買った桜餅。 赤米が入っている珍しいもの。 「長命寺(ちょうめいじ)」と呼ばれる関東風桜餅。 「道明寺(どうみょうじ)」と呼ばれる関西風桜餅。 共通点は、どちらも桜の葉を使用していること。 私は桜の葉は美味しくいただく。 葉の塩みが餡の甘さを引き立てるし、 ゴ...